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スビトリーナvsプリスコバ ローマ・オープン2017(女子テニス282)

 

現在、マリア・シャラポワは別格として、好きな選手TOP3にエリーナ・スビトリーナとカロリーナ・プリスコバを挙げる人はボクくらいしかいないと思いますので(笑)、久しぶりのブログ更新です。

 

 

スビトリーナは、その前のバーテル戦のときもそうだったのですが、メンタルの切り替えが本当に上手になりましたね。

 

 

バーテル戦では、自分が一番得意とするハードヒット対決に敗れて1stセットを落としましたが、そこでムキにならずに2ndセットからはベースラインの後ろで守る「ミスをしないテニス」に切り替えて、2ndセット、3rdセットを6-0、6-0とダブルベーグルで取りました。

 

 

ダブルベーグルは、年間300試合以上女子テニスを観ていますが、まあ1年に2、3試合程度しかないくらい珍しいです。

 

 

そして、この日のプリスコバ戦でも、スビトリーナは基本はベースラインの後ろで守るテニスで臨んだのですが、プリスコバが珍しくメンタルが乱れて、しかしそのあとは開き直りテニスがうまくはまり始めました。

 

 

それでも、タイブレークを取り切ったスビトリーナのほうがメンタルが上だったような試合でした。

 

 

まあ、両方のファンなので、どちらが勝っても嬉しいし、どちらが負けても悔しいという複雑な気持ちですが、勝ったスビトリーナには、堂々と全仏女王のガルビネ・ムグルサに挑んでもらいましょう。

 

 

ボクの記憶が抜け落ちている可能性がありますが、2人の直近2試合は、1試合はボクも有明コロシアムで観ていた東レPPOで、このときはスビトリーナが勝ちました。

 

 

しかし、1stセットをあっさり取ったのに、2ndセットで謎の失速をし、3rdセットも先にブレークを許すという際どい試合でした。

 

 

そして、勝ったスビトリーナからあの日本語の名言が飛び出したのです

(インタビュアーに無理やり言わされた感満載ではありましたが)

 

 

「みなさん、愛しています!」

 

 

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スビトリーナがそう言ったときの会場の盛り上がりは本当に凄かったです。

 

 

その前の大坂なおみの試合のときより盛り上がりました。

 

 

そして、直近の対戦は今年のインディアン・ウェールズですが、この試合も1stセットこそ落としましたが、スビトリーナは2ndセットを6-0で取り返し、完璧な楽勝ムードの中、3rdセットで謎の失速をして負けてしまいました。

 

 

今夜のスビトリーナvsムグルサはどうなるでしょう。

 

 

ブックメーカーのオッズは1.9対1.9と完全に互角。

 

 

正直なところ、ムグルサの調子が昨日のビーナス・ウィリアムズ戦並みの素晴らしさだったらスビトリーナは厳しいと思いますが、恐らくスビトリーナはハードヒットは封印して、プリスコバ戦のようなディフェシブなテニスをすると思いますので、ムグルサのパワーテニスが決まりまくるか、逆にムグルサがエラーを連発するかという試合になりそうですね。

 

 

ただ、ビーナス戦との最大の違いは、スビトリーナはシモナ・ハレプと双璧の女子テニス界随一のフットワークプレイヤーですので、さすがのムグルサのハードヒットもかなり拾われると思います。

 

 

要するに、拾いまくれればコートの妖精、スビトリーナの勝ち。

 

 

それができなければ全仏女王のムグルサの勝ちという感じの試合になると思います。

 

 

あとは、ベースラインから下がったスビトリーナを見て、もしムグルサがドロップショットのような色気が出たら、これは確実にスビトリーナに有利に働くでしょうね。

 

 

 

 

蛇足ですが、本日、東レPPOのチケットを買いました(*^^*)

 

 

今年は、コートサイド1列目で、選手のベンチのすぐ後ろです。

 

 

近すぎてコート全体が見られないので、試合と言うより、選手のテクニックや表情を楽しもうと思っています。

 

 

まさかとは思いますが、万が一シャラポワが出場したらプレミアチケットになりますね(*^^*)

 

 

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コメント (8件)

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  1. そうですね、キャリアグランドスラマーになれる力を持ったプレイヤーという意味でいえばアザレンカ、クビトバですが、アザレンカは怪我がちで試合がもたない、クビトバは喘息のご機嫌次第でこれまた安定せずといったところですかね。

    セレナ、シャラポワ、アザレンカ、クビトバが全員好調だったGSってなんかありましたっけ?自分は見た記憶がないんですけどね。幻に終わりそうですかね。

    いつかのウィンブルドンがそうだったのかもしれませんが何年のウィンブルドンか思い出せません。

    • ボクがテニスに興味を持ち始めたのは、2013年の全米のブシャールvsケルバー戦なので、
      その前のことはよくわからないんですよね。

      アメリカの実況がアザレンカを褒めちぎっていましたが、
      今ならその理由がわかりますが、当時はアザレンカは下降期で、
      「どこが強いの?」と思っていました。

      シャラポワ以外に唯一知っていたクビトバも、当時は喘息持ちとは知りませんでした。
      それさえなければ、もっと勝っていたのにと思い始めたのも、2015年くらいからですね。

      アザレンカはメンタルが不安定(というか奇行が激しい)
      クビトバは持病を抱えている
      そして、その2人がすでに20代後半に差し掛かっている

      そう考えると、今の若手、中堅で探さなければなりませんが、
      キャリアグランドスラマーになれそうな選手は、ちょっと見当たらないですね。
      逆に言えば、そういう選手が出てくれば、女子テニスも盛り上がると思いますが。

  2. スビトリナ、ムグルサはムグルサの左脚が限界でしたね。フォアクロスの打ち合いでムグルサが負けてたからどうもおかしいと思っていましたが。

    スビトリナのテニスで気になるのが、あのコートカバーリング能力がありながら、ケルバーばりのカウンターテニスをするわけでなく、攻めるからといってハレプみたくフォアバックのDTLでどんどん仕掛けるテニスをするわけでもなくと、あくまでどっしりとクロス偏重と、まだ自分はスビトリナの完成系が見えてきませんね。

    • おっしゃるとおり、これでスビトリーナがDTLを決め出したら鬼に金棒ですが、
      逆に言えば、シャラポワを除いて、テニスが完成している、
      すなわち、キャリアグランドスラマーになれる選手は
      現在いないと思います。

      これは今日のブログネタにしますのでここには書きませんが、
      なぜハレプがこれまでGSで優勝できなかったのか。
      なぜ、昨年1位になったのはハレプではなくケルバーなのかが
      スビトリーナとの決勝戦でよくわかりました。

  3. プリスコバの姉妹対決とか見てみたいです!
    お姉さんのプレーは見た事がないので・・

    女子テニスもタレントがたくさんいるのでこれからも楽しみですね!

    ありがとうございました^ ^

    • お姉さんのクリスティーナは、ざっくり言ってしまえば、
      妹のカロリーナをそのまま左利きにしただけです(笑)

      1試合10本以上のサービスエースを武器にしていますが、
      カロリーナのほうがテイクバックが早い分、
      ストロークが安定していてスピン量が多いですね。

      クリスティーナはボールの着地を確認してからテイクバックに入るので、
      深いボールは食い込まれて苦手にしていますが、
      ここが修正できれば、サービスエース1位と2位を姉妹で独占すると思います(*^^*)

  4. はじめまして、いつも楽しみに拝見させていただいてます。
    僕もプリスコバのテニスが好きで今回は注目してました。
    高校、大学とテニスしてたのですがブランクあって昨年から復活!その時プリスコバ対ウォズニアッキの決勝があって衝撃的でそれからプリスコバのファンになりました。
    女子テニスももっと放送があればとつくづく思います。
    是非、これからも貴重な女子テニスの情報を発信してください!^ ^
    楽しみにしております。

    • コメント、ありがとうございます!
      オリンピック出場をやめてまで臨んだ昨年のシンシナティの優勝で、
      プリスコバ、ついに開花しましたね!

      個人的には、世界ランク1位は時間の問題だと思いますし、
      全仏オープンも当然、優勝候補ですね。

      プリスコバのサーブは、意外にスピードは出ていないのに(170Km台)
      初速と終速がほとんど変わらないのが、サービスエース量産の理由だと思っています。

      ちなみにボクは、お姉さんのクリスティーナも大好きです(*^^*)


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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